RUN DEG
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- 作者
- 滝本 飛沫
- 発表
- ポケットコンピューティング PB-100用プログラム 2005/12/29~
- 制作
- 1986年3月
塔の麓の村、並ぶ墓標
町外れの墓標や、地下のきのこ形怪物、はじめ敵対的な村人などストーリーつくりに配慮を感じます.
まずは開始地点からすぐの地下で旅支度、といった序盤のデザインもユーザーフレンドリです.ここで稼いで食料を買い込みましょう.
しかし、調子に乗りすぎた私は、ランスの魅力を大きく下げてしまいあとあとに響きました.イシュは素朴な種族ですので、乱獲はやめましょう.
また、マニュアルには明記されていませんが、戦いに勝つと魅力のパラメータの他に、ランスの攻撃力も上昇していきます.敵が強いと感じたら地道なレベル上げをしましょう.
発表ページでも警告されているバグについてですが“魔法がないままだと6Fで嵌ってしまう”という点は、キャラ死亡時に座標の初期化を行う等のコンテニューのシステムを追加すればゲーム性として許せる範囲では、とも思います.
また、女王を救出しないまま地下に向かってしまっても嵌ってしまいますが、ここにはやはり帰り道がほしいところです. というのも、塔の攻略前にもぬけの殻となった女王の家を訪ねることはストーリーの補強になるのでは、と思うからです.
最後に、エンディングのアニメ処理のおかげでこれまでの冒険が報われます.みなさんにもぜひプレイしてもらいたいですね.
飛沫氏はさらに『ノウエル2』やほかの RPG 作品も発表を控えているということで、楽しみです.